ピンタンブラーキー(ピンシリンダーキーとも言います)とは長さの違うピンをそろえることで開くタイプの鍵です。
ピンって何?ってことを今から説明します。
まずはどうやって鍵が回るか?ということについて。鍵穴には内側の筒と外側の筒があり何もなければ独立して回るようになっています。そこにくさびのようなものがあることで勝手に回らないようにできています。
これが鍵の構造です。つまりくさびが2つの筒を貫いていれば筒は回りませんし、内側もしくは外側の筒のみに位置していれば筒は回ります。この筒が回るということが開錠にあたるわけですね。このくさびのことをピンというのでピンタンブラーキーといいます。
ではどうやって開錠するかというとくさびをいい位置に押してやればいいわけです。あなたがお使いの鍵は鍵を縦にしたときに上下、もしくは片方に凸凹がありませんか?その凸凹が重要な意味を持っています。
あなたの鍵の凸凹、つまり溝の深さによってピンが押し上げられる位置が変わります。またあなたの鍵には溝はいくつあるでしょうか?その数だけピンが鍵穴の中に存在していることになります。
またそれぞれのピンの長さは異なります。この溝の深さによって鍵穴の内側のピンが押しあげられるわけですね。この構造は防犯は比較的弱いと言われています。
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